今日は、今年の春から吹き始めた、 吹くのが大変な楽器だけど、音色の説得力は あると師匠に言われた、名付けた尺八を紹介します。「濃艶」 と言う名は、非常 につやっぽく美しいことを現しています。
 吹くのが大変な楽器だけど、音色の説得力あると、師匠の吉村先生にその尺八を渡して頂いた時に言われました。 「濃艶」は、製管師も、唄口キャップがない、と言われる程太い竹で、女性の吹く尺八ではない、女性が吹くのは、夢でも思わなかったと、吉村先生。素敵な音色ですが、吉村先生自身でさえ、吹くのに疲れると、コメントしました。吉村先生のレッスンに、先生のお宅を訪ねた時、 「濃艶」を吹かせて頂いたら、私はラクに吹けたから、吉村先生はびっくりしました。こんなに吹けるなら貴方に吹いて欲しいと、先生の言葉が、 「濃艶」との縁のきっかけとなりました。貴重な尺八を、吉村先生に吹かせて頂いているのは本当に感謝しています。 「濃艶」の力に負けないように、私も、吉村先生の御指導の下でお稽古を頑張りたいと思います。